そらいろ、あおいろ。

短編続きに入れます。
やらないといけないことが溜まりすぎてて…
もう、やらなくていいかな…？
って気持ちに…なってるよ…；

やる気はコンビニで売ってないのかぁ！！

雨、
降ってる。
いつの間に…
気が付けば雨の中で一人たたずんでいた。
さっきまであんなに天気良かったのに…
俯いていると地面に雨粒が弾けるのがよく見える。
駅前の広場。人通りは少なくないけど、ここから離れることができない。
ほんの少し前まで恋人という関係だったのに…。一言でいうと、彼女にフラれた。そのショックが大きすぎてここにずっとたたずんでいる。理由もなんも聞いちゃいなかった。
ただ、悲しかった。
悲しくて、悲しくて、雨に紛れて泣いて、泣いた。

狭い視界に誰かのスニーカーが見える。
「どうしたの？」
顔を上げると………




ほんと、運命は気紛れだ。



「あの時はほんとに心配してたんだからなぁ。」
「でも、その顔がエロくて気に入ったんだって言ってただろ！！」
「んーそうだったかなぁ。」
くすくす笑う。
僕の恋人。

…男だけど。

「でもこれは嘘じゃない。愛してるよ。」
耳まで真っ赤の僕は黙ってキスをしてやった。



幸せはほら、君のすぐ隣に…


END